カテゴリ:掲載情報( 68 )

みなさまこんばんは。齋藤です。
今夜は掲載情報を。

今週10月3日(金)福島民報「ティータイム」に、

エッセイ「ブーゲンビリアの記憶」

が掲載されます。
歌集『湖水の南』に収めたアブダビでの歌について書きました。
福島の皆さま、お読みいただければ幸いです!

ではではまた!


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by chicayoshi | 2014-09-30 22:16 | 掲載情報 | Trackback | Comments(0)
みなさまこんにちは。齋藤です。
ちょっと御無沙汰です。
秋ですね~。
さて、本日は掲載情報。

本日発売の


に、齋藤の「桃花水を待つ」(第53回受賞作品)も掲載されております。
あれからもう7年経ったんですね。。。

受賞の知らせを受けたのは、アブダビで働き出してすぐのことでした。

角川「短歌」の2008年11月号には、
歌集『桃花水を待つ』に収録した「みどりの雨」の一連と共に、こんな文章を書いています。

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エッセイ 受賞の頃・受賞以降

私は正月の初詣にも行けばお盆には先祖の墓参りも欠かさない、典型的な日本人である。イスラム教徒ではないのだが、神様は初めてアラブ首長国連邦にやって来たそんな私にも、なかなか味なことをなさった。

まず、空港で入国審査を終えた直後に、それを待っていたかのように礼拝の時刻を告げる「アザーン」が朗々と響いた。定刻通りと言ってしまえばそれまでなのだが、外国暮らしが初めての私にとって、そのタイミングは十分に感動的だった。角川短歌賞受賞の知らせを受けたのは、その五日後のことである。既に携帯電話は使えるようになっていたのだが、どういうわけか両親が日本から電話をかけようとすると何度試してもつながらず、困っていた。そんな中で角川短歌賞授賞の知らせを受けた母が、今度こそ、と祈るような気持ちで電話をかけると、嘘のようにあっさりつながった、と言うのである。このタイミング、神様の仕業でなくて何であろう。

自分の故郷をテーマとした一連での受賞を、その故郷とは全く正反対のアブダビという街で知るというのも、考えてみれば全くおもしろいことであった。あれからもう一年。今日も街には、定刻通りにアザーンが響く。


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そして2012年の本阿弥書店「歌壇」2月号の特集。

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「私が新人賞に応募したころ」

ふるさとの川の濁りに羽化したるカゲロウは吹雪よりも激しき 「桃花水を待つ」第五三回角川短歌賞受賞


 私の故郷である福島市を流れる阿武隈川では、毎年秋口になるとカゲロウが大量発生する。羽化して次々と川面から飛び立ったカゲロウたちは交尾と産卵のために狂ったように乱舞し、一晩で死んでしまう。川にかかる橋の上は真っ白いカゲロウたちに覆われて、吹雪のようになる。今から二十年から三十年ほど前、私が子どもの頃が特にすさまじく、視界が悪くなったり、雪のように積もったカゲロウたちの亡骸からしみ出す油分で道路が滑りやすくなったりすることで交通事故も起きた。

 大量発生のメカニズムを知ったのは、中学生ぐらいの頃だったと思う。カゲロウの幼虫は、水に溶け込んだ有機物を食べて成長する。福島市がある阿武隈川の中流域は、人間の生活排水などが流れ込むためにその有機物が過多となっており、カゲロウにとって最高の環境なのだ、と。つまり、川の水が汚れているのである。

「桃花水を待つ」の一連は、このふるさとの汚れた、濁った川沿いを毎日のように一人で歩きながらまとめたのである。六年間続けたがどうしてもつらくて仕方がなかった仕事を逃げるように辞めて、福島市の実家に戻っていた。懐かしい川沿いを歩きながら、川の水質が大分改善され、以前ほどの規模ではなくなったカゲロウの乱舞を思った。そして気づいたのである。川の有機物、つまり汚れを糧として生きるカゲロウは、水の澄んでいる清流では生きられない。しかし、汚れて濁った川だからこそ、あれほど凄まじい乱舞が生まれるのだ。私も、そうなのではないだろうか。清流では生きられない。しかし汚れも濁りも全てを飲み込んで必死に生きたならいつか、舞えるのではないか、あのカゲロウたちのように‐‐。私の中で滞っていた何かが、確実に動き始めたのはこの時である。一年後、私は「桃花水を待つ」の一連を仕上げ、日本語教師としてアブダビへ赴任することになる。角川短歌賞受賞の知らせを受けたのは、アブダビに着いて一週間目のことだった。

 昨年三月の震災と原子力発電所の事故によって、ふるさとは今なお苦しんでいる。先のことは何も見えない。


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『湖水の南』と合わせて、お読みいただければ幸いです。



久々に今夜の一曲。




by chicayoshi | 2014-09-25 20:11 | 掲載情報 | Trackback | Comments(0)
みなさまこんばんは。齋藤です。

掲載情報です。

8月25日(月)発売の


に、


の書評を書かせていただきました。
お手に取っていただければ幸いです。

巻頭一首目から、切々と心に訴えてくる歌集でした。

さて、本日は伊達市の短歌会の皆さまと、
裏磐梯にアサギマダラを観に行きました。

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とても良い天気。
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ゴンドラで登っていきます。

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磐梯山。向こうには猪苗代湖が光っていました。

毎年ここで観察会が開かれているそうです。
今回、残念ながら風が強くてそれほど数は多くなかったのですが、
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いましたよ~。あっちふわふわ、こっちにふわふわ。
このピンクの花が「ヨツバヒヨドリ」といって、アサギマダラはこの花の蜜しか吸わないそう。
このスキー場が数少ない群生地なのだそうです。
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ちょっと失礼して捕まえてみる(なんだかあまり人を怖がらない。)
他の蝶に比べると羽が薄くて飛び方もふわふわしてて、ちょっとはかなげな感じなのですが、
この蝶が数千キロも旅をするんですね。不思議。

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これ、うまく撮れなかったんだけどクジャクチョウ。クジャクチョウなの!

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他の生きものもいろいろ。

「天気がよくて風がないと何千頭も下りてくるんだけどね~」
とのことでした。来年も行きたい!

ではでは今宵はこの辺で!











by chicayoshi | 2014-08-23 21:41 | 掲載情報 | Trackback | Comments(0)
みなさまこんばんは。齋藤です。
すっかりご無沙汰してしまいました。
今回の更新は2本立てです。

まずは掲載情報。

特集「創刊一周年」に、

「架け橋となる企画を」

というタイトルの文章を寄せました。

お読みいただければ幸いです^^。

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うちの周りに来てよく鳴いているキジバトさん。
網戸越しにめいっぱいアップで撮ってみたらこうなった。


by chicayoshi | 2014-08-14 20:12 | 掲載情報 | Trackback | Comments(0)
みなさまこんにちは!齋藤です。
久々に掲載情報。

今週7月11日(金)、福島民報「ティータイム」のコーナーに、エッセイが掲載されます。

タイトルは

「ラマダン、再び」

エクラスのことともちょっとからめて書きました。
お楽しみに!!

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改めまして、エクラスが送ってくれたイフタールメニュー写真の数々。

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by chicayoshi | 2014-07-08 13:45 | 掲載情報 | Trackback | Comments(0)
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ソメイヨシノ、満開。

みなさまこんばんは。齋藤です。
いよいよ福島市も、ソメイヨシノが満開です。
春だなあ。。。

ここのところあたたかくなってきたこともあって、もう8年ほどまったく運転していなかった自動車の運転も再開し(ペーパードライバー教習に通った)、
自転車も新調し。

一気にフットワークが軽くなりつつあります。

さて、掲載情報です。

明日発売の


に、齋藤芳生の新作「鍋底寒波」12首が掲載されます。
季節は春なのですが、タイトル通り寒ーい一連となっております^^;
コートと手袋着用の上(←嘘)お手に取っていただければ幸いです。

さて、本日も夕方、ちょこっと行ってきました、花見山。
桃や桜だけでなく、連翹や菜の花の黄色も見事です。

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もうすぐ満月。
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帰り道に見上げた電線には、燕。
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おかえり。









by chicayoshi | 2014-04-13 22:37 | 掲載情報 | Trackback | Comments(0)
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「天人唐草」という呼び方の方が好き。

みなさまこんばんは。齋藤です。
いよいよ福島市も桜の開花宣言が出されました。
春ですねえ^^。

さて、掲載情報です。


に、


の書評を書かせていただきました。

タイトルは「ダイナミックな越境」。

かなりボリュームのある歌集で、一読してその迫力に圧倒されました。

みなさまも是非、ご一読を!

ではでは本日はこのへんで~!!


by chicayoshi | 2014-04-08 21:58 | 掲載情報 | Trackback | Comments(0)
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みなさま、こんにちは。齋藤です。
今年は寒いお彼岸でした。。。
まあ、いつもと変わらずお墓参りに行けて、よかったよかった。
三年前、震災の直後にも家族でお墓参りに(父方は安達町)行ったのですが、
その時は墓地の墓石がほとんど全部倒れていて、茫然としたものです。

さて、掲載情報。

明日発売の


に、齋藤芳生の「あづまおろし」十首が掲載されます。

「吾妻颪」というのは、
写真に写っている(雲で隠れていますが)吾妻山から冬、福島盆地に吹き降ろす風のことです。

よろしくよろしく~!

では本日はこのへんで。




by chicayoshi | 2014-03-23 11:16 | 掲載情報 | Trackback | Comments(0)
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みなさまこんばんは。齋藤です。
これ、少し前に撮った雀さんたちの写真。
ここしばらくは見なかったのですが、少し暖かくなって、急に戻ってきました。にぎやか。

「さむかったね」
「さむかったね」
「あ~さむかったっ!」
「まだむいよぉ」
「でもさむいのにみんなよくがんばったよねえ」

……そんな感じのおしゃべり。

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なんってかわいいんだ。。。

しかし「ふくらすずめ」が見られるのもあと少しかな。

さて、そんなこんなで福島もようやく春めいてきました今日この頃。



の書評を書かせていただきました。
もう装幀から歌の一首一首まで、本当に美しい歌集。
みなさま、お手に取っていただければ幸いです。

もうお彼岸ですね。





by chicayoshi | 2014-03-19 22:14 | 掲載情報 | Trackback | Comments(0)
みなさまこんばんは。ちょっと御無沙汰でした~。齋藤です。

久々の「みしゅみしゅ」は掲載情報です。

魚座短歌「境界線のない国から」

に、魚座の齋藤も参加させていただきました!
セブンイレブンネットプリントで配信中です。

セブンイレブンネットプリント予約番号は【85391450】。
A4カラー240円【重要】◎2枚を1枚→しない◎両面→短辺とじ。3月5日23時59分まで。

その他、ローソン、サークルKサンクス、ファミリーマートでも印刷することができます。
ユーザー番号【DN1D6G18JB】A4カラー240円。【重要】◎設定/両面、横とじ。3月6日8時まで。

Twitter上で始まったこの企画。
総勢19名の魚座のみなさんの作品が並んでおります!
さとうすずすえさんのデザインもとてもとてもきれいです。

お近くのコンビニエンスストアで、ぜひ!

それではまた。


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by chicayoshi | 2014-02-28 21:47 | 掲載情報 | Trackback | Comments(0)

短歌結社「かりん」所属齋藤芳生のブログです。「みしゅみしゅ」はアラビア語で「あんず」のことです。主に齋藤芳生の掲載情報やエッセイなど。最近は写真も好きです。どうぞよろしく。


by chicayoshi