「短歌研究」11月号

本日発売の 短歌研究 11月号特集「日本語から遠くはなれて短歌を思う」に、エッセイ[砂の国の詩人たち」+新作一首が掲載されます。

アラブ人って、詩が大好きなんです。
「コーラン」も、あれって全編が美しい韻律を踏んだ詩です。
そんなわけで、アブダビにいた間の体験を少々書かせていただきました^^。
お読みいただければ幸いでございます。

ちなみに、エッセイの中で紹介した
師岡カリーマ・エルサムニー先生のエッセイ集は、こちら。

『恋するアラブ人』

『イスラームから考える』

どちらもお勧めです!




d0174818_10505259.jpg

# by chicayoshi | 2010-10-21 10:49 | 掲載情報 | Trackback | Comments(0)
本日10月20日(水)は東京の学士会館へ。

友人のYちゃんと共に、現代歌人協会の公開講座を聴講。

今回のテーマは近代短歌の巨星、茂吉と白秋。
何よりも度肝を抜かれたのは、パネラーのお一人、こちらは現代短歌の巨星岡井隆先生のお話。

「(高校生の岡井先生が)家に帰ったら自分の部屋で茂吉が布団を敷いて寝ていた」…ってちょっと!!

凄すぎです。


会場では、様々な邂逅もあり、とても充実した一日となりました。
あ~楽しかった^^。
# by chicayoshi | 2010-10-21 00:32 | お出かけ | Trackback | Comments(0)
すっかりご無沙汰している間に。

出ました。第一歌集、『桃花水を待つ』!!既に沢山の方々から感想のお便りをいただいております。
ほんと、毎日感激しっぱなしです。


夢がほんとうに、本という「かたち」になりました。
以下、このブログをご覧のみなさまにも、少々内容をご紹介。

歌集 桃花水を待つ  目次

 Ⅰ
桃花水を待つ(第53回角川短歌賞受賞作)
ゴルゴ13 
金色の鞠
雪はふるふる           
中野区野方二丁目            
 Ⅱ 
太陽と海             
スカーフを解く          
金色の砂            
満月と真珠           
ひかる円心           
アラビアの井戸          
もし神が、お望みならば    
遠き日輪            
湾岸の冬            
雨粒ひかる           
ラス・アル・ハイマという古い町 
さようなら            
コカ・コーラ           
砂の吹く街           
薔薇水に髪を濡らして      
砂にうまっていくゆくこころ   
 Ⅲ
みどりの雨           
五月吉日            
みせばやな           
月下美人             
川と会話を続けるために

解説 大河を目指すこころ 川野里子

あとがき
~抜粋~
 『桃花水を待つ』は、私の第一歌集です。平成十八年から平成二十二年にかけてつくった歌の中から三百三十四首を選び、まとめました。発表した順序は、構成にあたり様々に入れ替えてあります。大学卒業以来勤めていた仕事を辞め、日本語教師の資格をとり、故郷である福島からアブダビに渡り、また戻って来た。この四年間の私の人生の大きな流れを、そしてその中で得た体験やそれに伴う様々な心の動きを、できるだけ忠実に再現しようとした結果です。一冊にまとめてみますと、この歌集はずいぶん時間をかけてようやく実った、まるで一個の果物のようです。実ったもののなんだか歪で傷もあって、もう少し熟成させてよい香りが欲しいような気もいたしますが、しかし一方で、その歪さや大小の傷こそが、この四年間の、そして今の私自身の姿そのものである、と思います。


帯文
『桃花水を待つ』で角川短歌賞を受賞したあと、作者はアラブ首長国連邦の日本語教師として渡航、三年をアブダビで暮した。彼女の強みはつねに福島という心の田舎をもっているところにある。その眼をもって日本の都市生活を鋭く見つめたと同様に、アブダビの風俗習慣、子どもたちやその家族を見つめて、驚嘆し、面白がり、批評しつつ楽しむ、そこにいきいきとした詩精神の高揚が見られるのが大きな魅力であろう。
~馬場あき子~

自選六首
摘花作業の始まる朝よ春なればふるさとは桃花水にふくるる
星の数ほどドアが並んで(誰もいない)仕掛け絵本のようだ、東京
お喋りに溶け残るほどの白砂糖を入れてアラブの女は多産
水煙草の煙わずかな風を得て月のひかりを追いかけたがる
月光が深く射し込みいる海に君よ素潜りでわたしをさがせ
大いなるアラビア半島の主である砂漠を大股で歩むべし

装幀は片岡忠彦さん。 華やかに、力強く、かつ可愛らしくまとめていただきました。この本を手にとって下さった方は、是非是非カバーを取って表紙も見てみてくださいね♪

『歌集 桃花水を待つ』は、以下のリンクからお求めいただくことができます。

角川グループパブリッシング Web KADOKAWA

Amazon.co.jp

オンライン書店ビーケーワン

ここまで応援してくれたみなさん。本当にほんとうに、
ありがとう!!
d0174818_2211043.jpg
これからも、よろしく^^。
# by chicayoshi | 2010-10-19 22:01 | 『桃花水を待つ』 | Trackback | Comments(0)

短歌結社「かりん」所属齋藤芳生のブログです。「みしゅみしゅ」はアラビア語で「あんず」のことです。主に齋藤芳生の掲載情報やエッセイなど。最近は写真も好きです。どうぞよろしく。


by chicayoshi