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春だ~~~~~!!!

みなさまこんばんは。齋藤です。

今宵は掲載情報。

今週4月6日の福島民友「みんゆう随想」、今回は

「春が来た」

です。

春の女神そのふくらかなる唇に呼ばれてたれもたれも空を見る 『湖水の南』

の一首より。
今回も、阿武隈川沿いをぐるぐる歩きながら考えた文章です。
ぜひご覧ください。

それではまた!






by chicayoshi | 2017-04-04 21:40 | 掲載情報 | Trackback | Comments(0)
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今日の阿武隈川。

みなさまこんばんは。齋藤です。
本日は、先月福島民友「みんゆう随想」に掲載されたエッセイ
「川よお前を見つめて立てば」
を転載いたします。
なんだかんだ言っても、
「あなたの代表歌は?」
と訊かれたら、きっとこの一首になるんだろうなあ、と思っています。
今年も「桃花水」の季節がやってきました。
では、どうぞ。


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川よお前を見つめて立てば私の身体を満たしゆく桃花水  『桃花水を待つ』


『広辞苑』によると「桃花水(とうかすい)」とは、「(桃花が開く頃に春雨や氷の解け水で川が増水するからいう)春季の増水。」とある。三月を迎え、日毎に春の気配が濃くなってゆくまさにこれからが「桃花水」の季節だ。第一歌集のタイトル「桃花水を待つ」は、そのまま「春を待つ」という思いを込めたものである。「川」は阿武隈川のこと。川に対して「お前」と呼びかけるのはちょっと不自然かもしれないが、私にはこの呼び方が一番しっくりくる。

 子どもの頃から、私の生活の傍らにはいつも阿武隈川が流れていた。自転車通学をしていた中高生の頃には、遠回りを承知で毎日川沿いを走っていた。自転車を漕いでいると、広い河川敷の葭原からいろいろな鳥の声がした。夜に部屋の窓を開けていると、誰かが川岸でトランペットかサックスを練習している音が聴こえてきたこともある。秋口には橋の上に大量発生したカゲロウの死骸が雪のように積もっていて、気味が悪かった。冬は、毎朝白鳥の鳴き声で目を覚ました。

 そして、春。濁っているけれども勢いのよい水の流れと明るい陽射しが、冬の間雪のように冷たく凝った心と身体を、魔法のように解き放ってくれる。この春の水を表す「桃花水」という言葉を知ったのは、大分大人になってからのことだけれども。

 今も週末になると、私は好きな音楽を聴きながら阿武隈川沿いをどこまでも歩く。川の流れに沿って歩いていると、慌ただしい毎日の中でのちょっとしたイライラや考えごとが、少し濁った水と一緒にきれいに流れてゆくような気がする。そして、考えあぐねていた歌の下の句や文章の冒頭部分が、ふっと思い浮かんだりもする。「川よお前を見つめて立てば私の身体を満たしゆく桃花水」という一首ができた時も、やはり毎日のように川沿いをぐるぐると歩いていた。歩みをふと止めて川面を見つめた時に、この上の句は身体の奥底から自然と湧き出てきたのだ。

 私という人間を一番よく知っているのは、阿武隈川かもしれない。「あなた」や「君」ではない。ましてやただの「川」でもない。阿武隈川は私にとっていつも「お前」と呼ぶべき、いわば「相棒」なのだ。


by chicayoshi | 2017-04-02 22:03 | エッセイ | Trackback | Comments(0)
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「たいへんだっ!たいへんだっ!!」

みなさまこんばんは。齋藤です。
三月も今日で終わり。

あっという間だなあ……。
齋藤は明日から少しだけ春休み。

と、いうことで、
冬の間たくさんの小鳥さんたちにご愛顧いただきました「小鳥食堂」。

今のこっている餌がなくなり次第閉店、ということにいたします☆

はじめはぜんぜんお客さんが来てくれなくてどうしようかと思いましたが、
最終的にはなかなかの賑わいになって、愉しい毎日でした。

「小鳥食堂」は閉めますが、
今度は庭に巣箱を置いてみようか、と計画中。
「小鳥アパート」ですね。
もし入居者が見つかりそうだったらまたこのブログでもレポートしようと思います。

ではでは今宵はこのへんで!!

さあ、春です。








by chicayoshi | 2017-03-31 19:54 | 福島 | Trackback | Comments(0)

梅一輪

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わが家の白梅もようやく咲きました(なぜか毎年開花が遅い)

みなさまこんばんは。齋藤です。
今夜は、2月に福島民友新聞「みんゆう随想」に掲載されたエッセイ「伝えたかったこと」を転載いたします。
(あまりいいタイトルじゃないなあ)
家の庭の梅の花が咲いていい写真が撮れたら、と考えていたら遅くなってしまいました。
もう3月も終わってしまう……。

では、どうぞ。

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梅の花ひとつ開ける喜びを砂の上描ききれず私は 『桃花水を待つ』


 あなたは梅と桜と、どちらが好きですか。誰かにそう訊ねられたら、桜ももちろん好きな私は少し迷ってから、それでも梅の花を選ぶだろう。紅梅も白梅も、どちらも大好きだ。

少し日差しはあたたかくなったけれどまだまだ寒いな、という頃、首をちぢめて俯き加減に街を歩いているとどこからともなくふっとよい香りが漂ってくる。あの瞬間が、なんとも言えず嬉しい。顔を上げると紅梅の小さな花がふたつ、みっつ、と開いている。梅の花が開いたら、冬の凍りつくような寒さも終わり。春はすぐそこだ。

私が三年間日本語教師として働いていたアラブ首長国連邦という国は典型的な砂漠気候で、季節が「夏」と「冬」の二つしかない。日中の気温が五〇度以上、しかも海沿いであるため湿度も高い「夏」。そして気温も湿度も下がり、時にぱらぱらと雨も降る「冬」。

「冬」とはいえ、イメージとしては日本の五月半ば、という感じだ。朝晩に湾岸特有の濃霧が発生して飛行機の発着が遅れたり、時には「ぱらぱら」どころではない雨や強烈な砂嵐に見舞われたりもするけれど、基本的には天気がよく、過ごしやすい日が続く。この国で初めて「冬」を迎えた時にはほっとした。「夏」の身の危険を感じるような暑さ(そしてその暑さと戦うために冷房がフル稼働している室内の寒さ)に心身ともに疲れていたし、何しろ「夏」の間は暑すぎて、日中の外出もなかなかできなかったのだ。そしてほっとしながらも、そうか、この気候では梅も桜も咲かないな、と妙に納得したのだった。梅も桜も冬の厳しい寒気にさらされなければ、春に花を咲かせることができない。

アラブ首長国連邦での私の仕事は、現地の小学生に日本語や日本の文化を教えることだった。日本語での挨拶や簡単な自己紹介を練習させたり、今や世界中で市民権を得たMANGAを紹介したり、三年間いろいろなことをした。けれど私が彼らに本当に伝えたかったことは、つきつめればたったひとつだったように思う。寒い寒い冬の後に、とうとう開いた梅の花。それを見つけた時、私たちがどんなに嬉しいか――。教えることも伝えることも、ついにできなかったのだが。


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by chicayoshi | 2017-03-23 21:58 | エッセイ | Trackback | Comments(0)
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こんな風景が、子どもの頃にもあった。

みなさまこんばんは。齋藤です。
今日で2月も終わりですね。
今回は掲載情報。

明後日3月2日(木)掲載の福島民友「みんゆう随想」は、

「川よお前を見つめて立てば」

です。

川よお前を見つめて立てば私の身体を満たしゆく桃花水 『桃花水を待つ』

の一首について。
お手に取っていただければ幸いです。

では!








by chicayoshi | 2017-02-28 20:59 | 掲載情報 | Trackback | Comments(0)
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夕暮れの阿武隈川。鴨がたくさん。

みなさまこんにちは。齋藤です。
もうすぐ2月も終わり。
福島市でもあちこちで梅の花がひらきはじめました。

そんな今日は!!
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じゃ~ん、メジロさんがご来店です。
金曜日に散歩をしていたらご近所の梅の木にペアで来ていたので、
おお!と思って今まで出していなかった新メニュー・蜜柑を投入。
ちなみに後ろにちょっと写っているのはツグミさんのしっぽ。
蜜柑を置いたらすぐに飛んできました。この近くに住んでるのね?
きれいなうぐいす色(リアルうぐいすはこんなきれいな色じゃない)。
お洒落さん。
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でもなんか今日は蜜柑よりもその上にある茱萸の芽をいっしょうけんめいつついていたような。

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おっと失礼!驚かせちゃったね。

春はもうすぐです。
ではでは今日はこのへんで!






by chicayoshi | 2017-02-26 17:05 | 福島 | Trackback | Comments(0)
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おいしかった?

みなさまこんばんは。齋藤です。
少しご無沙汰してしまいましたが、元気です。はい。

今週は、川崎市の小学校で短歌の授業をしてきました。
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夜の川崎駅。

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今年はリアルな「ゼリービーンズ」つき。

この授業も今年で5年目。
小学生に授業をする時には、
自分が歌を始めたばかりの頃につくった

三月はゼリービーンズばらばらとこぼれるようにふるにわか雨

という歌をよく使います。
この「ゼリービーンズ」の部分を抜いて、
「みんなだったらどんな言葉をいれる?」
と考えてもらうのね。

一生懸命考えている子どもたちの姿を見ていると、
私自身、歌を始めたばかりの頃の楽しさを思い出すことができてわくわくします。

さてさて、
小鳥食堂も相変らず賑わっております。
最近は

キジバトさん

も来るようになりました。

そしてシジュウカラさんご夫妻は、すっかり常連さんに。
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ヒマワリの種をくわえています。お持ち帰り。

最近は餌を入れ替える時の音を聴きつけて飛んできます。
(で、私がいなくなるまで屋根の上とかから見ている。)

そんなシジュウカラさんのお気に入りが、これ。
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なんか人間から見ても美味しそう、と思うのは私だけ(食べないけど)?


パイプ状のボール紙にナッツ類がくっつけてある。
いろいろ売ってるんですねえ。
これは本当に美味しいらしくて、吊り下げるとすぐに飛んできます。
一生懸命つついている様子がまた可愛い。
ヒマワリの種やナッツだけじゃなく、レーズン入りですよ!贅沢ね……。

と、いうことで、今宵はこのへんで。








by chicayoshi | 2017-02-17 21:30 | 福島 | Trackback | Comments(0)

【小鳥食堂】寒いなら。

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おしくらまんじゅうだっ!!

みなさまこんばんは。
今日の小鳥食堂もにぎやかでした。

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シメさん、雀と冬の厳しさについて語りあう(違)。
こうしてみると体の大きさがよくわかるね。
食事はお口に合いましたか?
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そうか、サンザシの実を食べてたのはおまえか(いや知ってたけど)。

ということで、鳥三昧の週末。
みなさま、明日からまたお仕事がんばってくださいね。




by chicayoshi | 2017-01-29 23:04 | 福島 | Trackback | Comments(0)

花見山へいらっしゃい⑤

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花の渦。

はい、というわけで改めましてみなさまこんばんは。齋藤です。

春爛漫の花見山及びその周辺・第五弾です。
勝手ながら本日でこのシリーズ?は最終回。

春になったら、ぜひ遊びに来てください。
この天国のような場所を、ぜひご自身の目で!

お待ちしております!

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by chicayoshi | 2017-01-28 19:47 | 福島 | Trackback | Comments(0)
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保護色。

みなさまこんにちは。齋藤です。
ちょっとあたたかくなった今日は齋藤もお休み。
雀さんたちもこころなしかほっとした表情。

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つぐみさんもいつもよりゆっくり滞在。
ピラカンサの実はもうなくなっちゃったね。
(そっか、だからもうヒヨドリに追い立てられる心配もないのか。)

そしてそしてっ!!!
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今日も来てたシジュウカラ!!
(先ほどブログを更新した後に写真が撮れたので追記。)
雀さんたちにまぎれてて気がつかなかった。
いつもヒマワリの種をきれーに食べてたのは君だね?
(既に常連だったもよう。)

というわけで、平和な休日でございました。



by chicayoshi | 2017-01-28 14:12 | 福島 | Trackback | Comments(0)

短歌結社「かりん」所属齋藤芳生のブログです。「みしゅみしゅ」はアラビア語で「あんず」のことです。主に齋藤芳生の掲載情報やエッセイなど。最近は写真も好きです。どうぞよろしく。


by chicayoshi