d0174818_23000512.jpg
梅雨入りですなあ。

みなさまこんばんは。齋藤です。
随分更新していませんでしたが、
今回は

福島県文学賞70周年記念講演会・ワークショップ

のお知らせです。

今年第70回を迎える福島県文学賞の記念事業として、7月9日(日)に福島市にて開催されます。
齋藤は中学・高校生を対象とした短歌ワークショップの講師として参加します。
詳しくは ↓ こちら。
福島民報さんでも紹介していただいております。
短歌・俳句のワークショップは、中高生だけではなく一般の方の参加も可能です。
既に残席わずか。
お近くの方、ぜひお気軽にご参加ください。








by chicayoshi | 2017-06-23 23:16 | ごあいさつ・お知らせ | Trackback | Comments(0)
d0174818_21325861.jpg
今年も咲きました、大手鞠(この写真は去年の)。

みなさまこんばんは。齋藤です。

本日は掲載情報です。
明日5月13日(土)の福島民友「みんゆう随想」に、エッセイ
「行く川を追いかけたくて」
が掲載されます。

行く川を追いかけたくて真っ白に柳絮を飛ばしていたり柳は 『桃花水を待つ』

の一首より。

「柳絮(りゅうじょ)」のお話です。

福島近隣のみなさま、お手にとっていただければ幸いです。

ではでは!



by chicayoshi | 2017-05-12 21:37 | 掲載情報 | Trackback | Comments(0)
d0174818_22080020.jpg
今日はこんな感じ。

みなさまこんばんは。
齋藤です。

さて本日は、歌友(戦友)の遠藤由季さんがまた福島に来てくれました!
そんなわけで今回は初夏の花見山公園をご案内。

d0174818_22080444.jpg
どうだっ!!

桜の季節が終わってもやっぱり美しい花見山。
これから躑躅が見頃です。利休梅も綺麗ですよ。


快晴の今日は福島市も夏日。
うぐいすがあちこちで鳴いていました。

ビール美味しかった!

と、いうことでありがとうねゆきさん
ではまた~!!



by chicayoshi | 2017-05-04 22:13 | 福島 | Trackback | Comments(0)

春が来た

d0174818_13520238.jpg
今年の桜@新浜公園。

みなさまこんにちは。齋藤です。
さて本日は、先月4月6日に福島民友紙の「みんゆう随想」に掲載されたエッセイ
「春が来た」
を転載いたします。

あっという間にもう季節は初夏ですが……^^;

では、どうぞ。

**************

春の女神そのふくらかなる唇に呼ばれてたれもたれも空を見る 『湖水の南』


――春ですよお。


 そう、どこからか誰かの声が聴こえたような気がした。少し急いでいた歩みを止めて振り返ったけれど、誰もいない。

 よく晴れた空が明るい。頬に触れる風が、大分やわらかい。阿武隈川の河川敷に植えられた大きな柳の木々も一斉に芽をふいて、しなやかに揺れる無数の枝が淡い緑色に染まっている。ここに歩いて来る途中すれ違った人々はみな、もう真冬用の厚ぼったいコートやダウンジャケットを着ていなかった。家々の庭先に植えられた梅の木はどれもとっくに満開で、咲き始めたばかりの沈丁花もいいにおいだった。毎年開花を楽しみにしている古くて大きな桜の木も、たくさんついたつぼみがずいぶん膨らんでいる。陽当たりのよいところならば、来週中には咲き始めるだろうか。

 そういえば子どもの頃、「入園式」や「入学式」といった言葉に添えられるイラストに決まって満開の桜の花が描かれているのが不思議だった。私が生まれ育った福島市では大体ソメイヨシノが満開になるのが四月も半ばになってからで、いつも「入園式」や「入学式」の頃にはまだ咲いていないからだ。

 その理由がようやくわかったのは、東京の大学に進学した時。四月の上旬、ちょうど大学の入学式の日に合わせたかのように、見事に桜が満開だったからだ。今思うとおかしいのだけれど、桜の開花時期が地域によって違うということを、私はあの時初めて実感として理解できた。そんな私の大学生活のはじめ、一番に仲良くなった友人は盛岡出身だったが、彼女にこの話をしてみたら「私も同じこと考えてた!」と言って笑った。その後四年間、彼女とはずっと仲がよかった。


――春ですよお。


 また、誰かの声が聴こえたような気がした。辺りを見回してみたけれど、やはり誰もいない。空は相変わらずよく晴れていて、眩しい。頬に触れる風に、心なしか濡れた土のにおいがする。春のにおいだ。

 そうだ。もう春なんだ。

 私ももう真冬用のコートは着ていない。深く息を吸い込んで、大きく吐き出して、また歩き出す。歩きながら、また空を見る。明日の空もきっと、よく晴れて美しいに違いない。



by chicayoshi | 2017-05-03 13:57 | エッセイ | Trackback | Comments(0)
d0174818_19215328.jpg
iPhone もなかなかがんばるのよね。

はい、というわけで第二弾。
今年も、特にソメイヨシノが見ごろになった週末は大変な賑わいでありました。

d0174818_19401542.jpg
(これは沿道の木瓜の畑。公園じゃありません。)
d0174818_19390386.jpg
d0174818_19383087.jpg
d0174818_19400201.jpg
d0174818_19392740.jpg
d0174818_19372492.jpg
d0174818_19355389.jpg
d0174818_19353222.jpg
d0174818_19350151.jpg
……と、いうわけで、
桜は終ってもまだまだ美しい花見山公園。
みなさまもぜひお越しくださいね~!!






by chicayoshi | 2017-05-02 19:54 | 福島 | Trackback | Comments(0)
d0174818_19214614.jpg
iPhoneで撮影。

さてさて、ブログのアップは滞っておりましたが、
もちろん!今年も綺麗でしたよ(てか今もいろいろ咲いててきれいですよ)花見山公園。

またばしゃばしゃ写真を撮りましたので、
みなさまにも福島の春をおすそ分けです。
では、どうぞ。

d0174818_19272012.jpg
d0174818_19273268.jpg
d0174818_19281727.jpg
d0174818_19290300.jpg
d0174818_19302952.jpg
d0174818_19313534.jpg
d0174818_19314466.jpg
d0174818_19320599.jpg
d0174818_19342362.jpg
d0174818_19323657.jpg




by chicayoshi | 2017-05-02 19:48 | 福島 | Trackback | Comments(0)
d0174818_21373226.jpg
春だ~~~~~!!!

みなさまこんばんは。齋藤です。

今宵は掲載情報。

今週4月6日の福島民友「みんゆう随想」、今回は

「春が来た」

です。

春の女神そのふくらかなる唇に呼ばれてたれもたれも空を見る 『湖水の南』

の一首より。
今回も、阿武隈川沿いをぐるぐる歩きながら考えた文章です。
ぜひご覧ください。

それではまた!






by chicayoshi | 2017-04-04 21:40 | 掲載情報 | Trackback | Comments(0)
d0174818_21355775.jpg
今日の阿武隈川。

みなさまこんばんは。齋藤です。
本日は、先月福島民友「みんゆう随想」に掲載されたエッセイ
「川よお前を見つめて立てば」
を転載いたします。
なんだかんだ言っても、
「あなたの代表歌は?」
と訊かれたら、きっとこの一首になるんだろうなあ、と思っています。
今年も「桃花水」の季節がやってきました。
では、どうぞ。


***********************

川よお前を見つめて立てば私の身体を満たしゆく桃花水  『桃花水を待つ』


『広辞苑』によると「桃花水(とうかすい)」とは、「(桃花が開く頃に春雨や氷の解け水で川が増水するからいう)春季の増水。」とある。三月を迎え、日毎に春の気配が濃くなってゆくまさにこれからが「桃花水」の季節だ。第一歌集のタイトル「桃花水を待つ」は、そのまま「春を待つ」という思いを込めたものである。「川」は阿武隈川のこと。川に対して「お前」と呼びかけるのはちょっと不自然かもしれないが、私にはこの呼び方が一番しっくりくる。

 子どもの頃から、私の生活の傍らにはいつも阿武隈川が流れていた。自転車通学をしていた中高生の頃には、遠回りを承知で毎日川沿いを走っていた。自転車を漕いでいると、広い河川敷の葭原からいろいろな鳥の声がした。夜に部屋の窓を開けていると、誰かが川岸でトランペットかサックスを練習している音が聴こえてきたこともある。秋口には橋の上に大量発生したカゲロウの死骸が雪のように積もっていて、気味が悪かった。冬は、毎朝白鳥の鳴き声で目を覚ました。

 そして、春。濁っているけれども勢いのよい水の流れと明るい陽射しが、冬の間雪のように冷たく凝った心と身体を、魔法のように解き放ってくれる。この春の水を表す「桃花水」という言葉を知ったのは、大分大人になってからのことだけれども。

 今も週末になると、私は好きな音楽を聴きながら阿武隈川沿いをどこまでも歩く。川の流れに沿って歩いていると、慌ただしい毎日の中でのちょっとしたイライラや考えごとが、少し濁った水と一緒にきれいに流れてゆくような気がする。そして、考えあぐねていた歌の下の句や文章の冒頭部分が、ふっと思い浮かんだりもする。「川よお前を見つめて立てば私の身体を満たしゆく桃花水」という一首ができた時も、やはり毎日のように川沿いをぐるぐると歩いていた。歩みをふと止めて川面を見つめた時に、この上の句は身体の奥底から自然と湧き出てきたのだ。

 私という人間を一番よく知っているのは、阿武隈川かもしれない。「あなた」や「君」ではない。ましてやただの「川」でもない。阿武隈川は私にとっていつも「お前」と呼ぶべき、いわば「相棒」なのだ。


by chicayoshi | 2017-04-02 22:03 | エッセイ | Trackback | Comments(0)
d0174818_19481976.jpg

「たいへんだっ!たいへんだっ!!」

みなさまこんばんは。齋藤です。
三月も今日で終わり。

あっという間だなあ……。
齋藤は明日から少しだけ春休み。

と、いうことで、
冬の間たくさんの小鳥さんたちにご愛顧いただきました「小鳥食堂」。

今のこっている餌がなくなり次第閉店、ということにいたします☆

はじめはぜんぜんお客さんが来てくれなくてどうしようかと思いましたが、
最終的にはなかなかの賑わいになって、愉しい毎日でした。

「小鳥食堂」は閉めますが、
今度は庭に巣箱を置いてみようか、と計画中。
「小鳥アパート」ですね。
もし入居者が見つかりそうだったらまたこのブログでもレポートしようと思います。

ではでは今宵はこのへんで!!

さあ、春です。








by chicayoshi | 2017-03-31 19:54 | 福島 | Trackback | Comments(0)

梅一輪

d0174818_21534622.jpg
わが家の白梅もようやく咲きました(なぜか毎年開花が遅い)

みなさまこんばんは。齋藤です。
今夜は、2月に福島民友新聞「みんゆう随想」に掲載されたエッセイ「伝えたかったこと」を転載いたします。
(あまりいいタイトルじゃないなあ)
家の庭の梅の花が咲いていい写真が撮れたら、と考えていたら遅くなってしまいました。
もう3月も終わってしまう……。

では、どうぞ。

*******************

梅の花ひとつ開ける喜びを砂の上描ききれず私は 『桃花水を待つ』


 あなたは梅と桜と、どちらが好きですか。誰かにそう訊ねられたら、桜ももちろん好きな私は少し迷ってから、それでも梅の花を選ぶだろう。紅梅も白梅も、どちらも大好きだ。

少し日差しはあたたかくなったけれどまだまだ寒いな、という頃、首をちぢめて俯き加減に街を歩いているとどこからともなくふっとよい香りが漂ってくる。あの瞬間が、なんとも言えず嬉しい。顔を上げると紅梅の小さな花がふたつ、みっつ、と開いている。梅の花が開いたら、冬の凍りつくような寒さも終わり。春はすぐそこだ。

私が三年間日本語教師として働いていたアラブ首長国連邦という国は典型的な砂漠気候で、季節が「夏」と「冬」の二つしかない。日中の気温が五〇度以上、しかも海沿いであるため湿度も高い「夏」。そして気温も湿度も下がり、時にぱらぱらと雨も降る「冬」。

「冬」とはいえ、イメージとしては日本の五月半ば、という感じだ。朝晩に湾岸特有の濃霧が発生して飛行機の発着が遅れたり、時には「ぱらぱら」どころではない雨や強烈な砂嵐に見舞われたりもするけれど、基本的には天気がよく、過ごしやすい日が続く。この国で初めて「冬」を迎えた時にはほっとした。「夏」の身の危険を感じるような暑さ(そしてその暑さと戦うために冷房がフル稼働している室内の寒さ)に心身ともに疲れていたし、何しろ「夏」の間は暑すぎて、日中の外出もなかなかできなかったのだ。そしてほっとしながらも、そうか、この気候では梅も桜も咲かないな、と妙に納得したのだった。梅も桜も冬の厳しい寒気にさらされなければ、春に花を咲かせることができない。

アラブ首長国連邦での私の仕事は、現地の小学生に日本語や日本の文化を教えることだった。日本語での挨拶や簡単な自己紹介を練習させたり、今や世界中で市民権を得たMANGAを紹介したり、三年間いろいろなことをした。けれど私が彼らに本当に伝えたかったことは、つきつめればたったひとつだったように思う。寒い寒い冬の後に、とうとう開いた梅の花。それを見つけた時、私たちがどんなに嬉しいか――。教えることも伝えることも、ついにできなかったのだが。


******************


by chicayoshi | 2017-03-23 21:58 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

短歌結社「かりん」所属齋藤芳生のブログです。「みしゅみしゅ」はアラビア語で「あんず」のことです。主に齋藤芳生の掲載情報やエッセイなど。最近は写真も好きです。どうぞよろしく。


by chicayoshi